家族じまい
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2020年6月 |
ISBNコード |
978-4-08-771714-3
(4-08-771714-3) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 271P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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家族じまい
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おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
「ホテルローヤル」で直木賞を受賞し、一躍ベストセラー作家に。そして本作「家族じまい」で中央公論文芸賞を見事に受賞した。随所にドキッとするフレーズが織り込まれ、まさに小説の真髄を感じる筆致である。テーマは老いた親の終活だが、ここに関わる家族を深く広く描ききる。物足りない小説が多い中、本読みにはたまらない逸品である。
(2021年1月21日)
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商品内容
文学賞情報 |
2020年
第15回
中央公論文芸賞受賞 |
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要旨 |
認知症の母と、齢を重ねても横暴な父。両親の老いに姉妹は戸惑い、それぞれ夫との仲も揺れて…。別れの手前にある、かすかな光を描く長編小説。 |
出版社・メーカーコメント
【第15回中央公論文芸賞受賞作】 「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」。 突然かかってきた、妹からの電話。 両親の老いに直面して戸惑う姉妹と、それぞれの家族。 認知症の母と、かつて横暴だった父……。 別れの手前にある、かすかな光を描く長編小説。 【著者略歴】 桜木紫乃(さくらぎ・しの) 1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で「オール讀物」新人賞を受賞。07年に同作を収録した単行本『氷平線』を刊行。13年『ラブレス』で島清恋愛文学賞を受賞。同年、『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞し、ベストセラーとなる。他の著書に『起終点駅 ターミナル』『無垢の領域』『蛇行する月』『裸の華』『緋の河』など。