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高校英語授業における文法指導を考える 「文法」を「教える」とは?

アルク選書シリーズ

出版社名 アルク
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-7574-3628-2
4-7574-3628-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 219P 21cm

商品内容

要旨

活動中心の授業ではどうやって文法を「教える」のか?活動中心で文法は定着するのか?高校英語授業での現状を探るため、Sherpa(=Senior High English Reform Project ALC)が独自の調査・分析を行った。授業の詳細な実態や具体的なエピソードを引き出すため、現場の教師に何度もインタビューを敢行。また、定着度テストによる高校生の文法理解度や、英作文力の経年変化を分析。さらに、第二言語習得に関する多くの研究内容を、文法解説と習得の観点から整理。前例のないフィールドワークと多方面からの分析を踏まえ、これからの文法指導の方向性を提言する。

目次

第1章 「文法」を「教える」って?
第2章 文法はどう教えている?―インタビュー
第3章 中3で導入した文法事項は高校でどのように身に付くか?
第4章 文法指導について第二言語習得研究でいま分かっていること、まだ分からないこと、そして分かり得ないこと
第5章 座談会―結果をどう読むか
第6章 「文法」はどう「教える」―文法指導のヒント
付録 テスト問題用紙と解答

著者紹介

金谷 憲 (カナタニ ケン)  
東京学芸大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程、教育学研究科博士課程及び米国スタンフォード大学博士課程を経て(単位取得退学)、32年間、東京学芸大学で教鞭を執る。現在、英語教育協議会(ELEC)理事、国際教育振興会(IEC)理事などを兼任。またフリーの英語教育コンサルタントとして、学校、都道府県その他の機関に対してサポートを行っている。専門は英語教育学。研究テーマは、中学生の句把握の経年変化、高校英語授業モデル開発など。全国英語教育学会会長、関東甲信越英語教育学会会長を歴任。1986年より3年間NHK「テレビ英語会話I」講師、1994年から2年間NHKラジオ「基礎英語2」監修者。著書多数
臼倉 美里 (ウスクラ ミサト)  
東京学芸大学准教授。昭和女子大学英米文学科卒。大学卒業後に都立高校教諭として5年間勤務。その間、東京学芸大学大学院修士課程(教育学)を修了。引き続いて博士課程を修了。博士課程在学中に都立高校を退職。その後は大学および高校での非常勤講師等を経て現職に至る。専門は英語教育学。研究分野はリーディングで、特に文章理解における明示的知識の必要性、単文理解速度の重要性などに焦点を当てている。所属学会は全国英語教育学会、関東甲信越英語教育学会、英語授業研究学会、リメディアル教育学会、大学英語教育学会、外国語教育メディア学会など
大田 悦子 (オオタ エツコ)  
東洋大学准教授。琉球大学法文学部文学科卒。沖縄県および宮崎県公立高校教諭を経て、2004年東京学芸大学大学院修士課程入学。2010年同大学院博士課程修了。専門は英語教育学で主な研究テーマは、外国語学習におけるリピーティング・シャドーイングの役割、検定教科書の難易度分析。所属学会は全国英語教育学会、関東甲信越英語教育学会、外国語教育メディア学会。英語教育における「実践」と「研究」の連携を模索中
鈴木 祐一 (スズキ ユウイチ)  
神奈川大学准教授。東京学芸大学教育学部で日本語教育を学び、同大学院教育学研究科では英語教育学を専攻(教育学・修士)。その後、メリーランド大学大学院第二言語習得研究科で博士号を取得(Second Language Acquisition,Ph.D.)。研究テーマは、認知心理学の基づいた外国語の練習方法の最適化、明示的知識と暗示的知識のインターフェース問題、外国語学習における個人差要因の役割と指導方法との関係など多岐にわたる。2017年Studies in Second Language Acquisition最優秀論文賞(Albert Valdman Award)、2018年IRIS Replication Awardを受賞。SLA研究の知見と英語教育などの外国語教育実践の橋渡しを目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)