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スターリン時代の記憶 ソ連解体後ロシアの歴史認識論争

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-7664-2681-6
4-7664-2681-9
税込価格 4,950円
頁数・縦 306,48P 22cm

商品内容

要旨

独ソ戦や、スターリン体制による市民への大規模な抑圧は、ロシアの人びとの記憶に何を遺したのか―。体制転換後の新生ロシアにおけるソ連時代の歴史認識論争の実像を、歴史教育や歴史教科書をめぐる論争から明らかにする。

目次

第1章 体制転換と自国史像
第2章 ペレストロイカと自国史像
第3章 ソ連の解体とロシア連邦の出発
第4章 ロシアのアイデンティティとは何か―歴史教育の改革と自国史をめぐる論争
第5章 プーチン政権と歴史教科書
第6章 「大統領委員会」創設への反発
第7章 犠牲者の記憶と向き合う―国家プログラムの作成とロシア歴史協会の創設
第8章 抑圧をいかに記憶すべきか―犠牲者の記憶の永続化政策と自国史教育
終章 和解のために

おすすめコメント

歴史教育と歴史教科書をめぐる論争を検討することにより、いまだ知られていないロシアにおけるソ連時代の歴史認識論争を描き出す。さらに、大規模抑圧や内戦といった暴力を経験した共同体が、いかに国家を再建し、民主主義を構築しうるのかという問題を考察する。

著者紹介

立石 洋子 (タテイシ ヨウコ)  
成蹊大学法学部助教。香川大学法学部卒業後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)