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伝説の「サロン」はいかにして生まれたのか コミュニティという「文化装置」

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-7816-1892-0
4-7816-1892-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 231P 19cm

商品内容

要旨

集住、同好の士、上京行動、ローカル・ネットワーク、セレンディピティ…。伝説となったサロンから、現代のコワーキングスペースやオンラインサロンまで、ポップ・カルチャーを通して解き明かすクリエイティブ・コミュニティ論。

目次

第1章 「サロンの磁力」と「人的ネットワーク」(伝説となった「トキワ荘」「大泉サロン」
コミックマーケットを生んだサークル「迷宮」
ヤマハが創ったローカル基盤と「ポプコン」
「芸大」という場と映画監督の登竜門「PFF」)
第2章 「都市」が育む文化コミュニティ(喫茶店「風月堂」「青蛾」を生み出す新宿文化
「中央線文化」とサブカルチャー
「セントラルアパート」と文化のたまり場)
第3章 現代の「サロン」のゆくえ(「コワーキングスペース」で協創は生まれるか
「オンラインサロン」は現代の文化サロンとなるか)

おすすめコメント

なぜ、ある時代、ある場所に、世紀の天才たちは集うのか? 漫画の歴史を生んだトキワ荘、大泉サロン、ネットワークを築いたポプコン、PFF、 クリエイターがオフィスを連ねたセントラルアパート、文化人のたまり場となった音楽喫茶……。 日本のカルチャーを創り上げた「場」の磁力とは、なんだったのか? 集住、同好の士、上京行動、ローカル・ネットワーク、セレンディピティ……。 伝説となったサロンから、現代のコワーキングスぺースやオンラインサロンまで、 ポップ・カルチャーを通して解き明かすクリエイティブ・コミュニティ論。

著者紹介

増淵 敏之 (マスブチ トシユキ)  
1957年、札幌市生まれ。法政大学大学院政策創造研究科教授。専門は文化地理学。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。NTV映像センター、AIR‐G’(FM北海道)、東芝EMI、ソニー・ミュージックエンタテインメントにおいて、放送番組、音楽コンテンツの制作および新人発掘などに従事したのち、現職。現在、コンテンツツーリズム学会会長、文化経済学会“日本”副会長など公職も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)