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軍記物語講座 第4巻

乱世を語りつぐ

出版社名 花鳥社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-909832-24-5
4-909832-24-6
税込価格 7,700円
頁数・縦 288P 22cm
シリーズ名 軍記物語講座

商品内容

要旨

軍記物語が華やかに開花したのは、室町文化の中であった。文学のみならず、歴史・芸術・言語等の周辺分野からのアプローチも交じえた、最新の研究成果を提示。この20年のうちに大きく変化してきた軍記物語研究の現在と、今後を見据えた文学本来の課題を照らしだす。

目次

1 室町という時代(室町という時代)
2 武家政権の陰に 曽我物語・義経記(『曽我物語』の女性たち―“女語り”の物語は女性をいかに語ったか
曽我物語における挿入説話の問題
『義経記』の構想力と遊戯性―弁慶像を中心に
『義経記』の時代―『謡曲拾葉抄』『異本義経記』からみる『義経記』享受
判官物の古状型往来―古状で綴られる義経・弁慶の生涯)
3 つづく戦乱 明徳記・嘉吉記・応仁記・鎌倉大草紙・後南朝関係軍記(『明徳記』における「弓矢」
嘉吉の乱関係軍記にみる叙述のあり方―謀叛の動機と自家の功績に対する認識の観点から
和歌を詠む赤松教康
『応仁記』一巻本・二巻本の成立―『野馬台詩』の呪縛からの解放
『鎌倉大草紙』とその周辺―「作品」として考えるために
「後南朝」の軍記物語)
4 戦国から偃武へ 戦国軍記・家伝・幸若舞曲・御伽草子(「戦国軍記」の範囲―細川政元殺害の記録を例に
家伝史料『結城軍記』諸本の相関関係―『小山記』『長沼日記』と対照して
十七世紀初頭における幸若舞曲享受の一様相―梵舜の書写活動をめぐって
物語草子の闘諍・合戦譚)

著者紹介

松尾 葦江 (マツオ アシエ)  
1943(昭和18)年神奈川県生まれ。博士(文学)。専門は日本中世文学、特に軍記物語(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)