• 本

ミミズによる腐植土の形成

光文社古典新訳文庫 KDタ1−3

出版社名 光文社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-334-75428-0
4-334-75428-7
税込価格 990円
頁数・縦 326P 16cm

商品内容

要旨

自宅の裏庭につづく牧草地の一角に石灰をまき、家族の協力を得ながら土を掘り返しての観察と実験を重ねること40年。ミミズの働きと習性について生涯をかけて研究したダーウィン最後の著作。『種の起源』で提唱したみずからの理論を下支えする存在、それがミミズだった。

目次

1章 ミミズの習性
2章 ミミズの習性(承前)
3章 ミミズが地表に運ぶ細かい土の量
4章 古代建造物の埋没に果たしているミミズの役割
5章 土地の削剥におけるミミズの役割
6章 土地の削剥(承前)
7章 結論

おすすめコメント

『種の起源』があまりに有名なダーウィンだが、その一方でミミズによる腐食の形成について観察、実験していた記録をまとめた本書は、生態学の古典的名著であり、ダーウィン最後の著作でもある。ミミズは土を食べて地表に排出するから牧草地はミミズが作ったのではと考え、40年かけて地道に粘り強く観察、実験を重ね、1年あたり6ミリ、大地を耕し、肥沃な土へと改良していたことなどを証明する。白亜の破片を撒いた29年後にその場所を掘り返して、その上にミミズがどのくらいの肥沃土を積み上げたかを確認するという、壮大な野外実験などが紹介される。

著者紹介

ダーウィン,チャールズ (ダーウィン,チャールズ)   Darwin,Charles
1809‐1882。イギリスの自然史学者、著述家。イングランド西部のシュルーズベリで、6人兄弟姉妹の5番目、次男として生まれる。地元のパブリックスクール卒業後、エジンバラ大学医学部に入学したが1年半で退学し、ケンブリッジ大学に転学。卒業後、英国海軍測量艦ビーグル号に乗り込み、5年をかけて世界を周航した。帰国後は在野の著名な自然史学者として研究と著作に従事する。1859年、『種の起源』を出版し、世界を震撼させた。’82年に自宅で死去
渡辺 政隆 (ワタナベ マサタカ)  
1955年生まれ。サイエンスライター、東北大学特任教授。専門は進化生物学、科学史、サイエンスコミュニケーション。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)