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格差社会と都市空間 東京圏の社会地図1990−2010

出版社名 鹿島出版会
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-306-07355-5
4-306-07355-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 301P 21cm

商品内容

要旨

浮かび上がる格差拡大の30年。エリートの閉鎖性、“アンダークラス”の実態、そして階層意識や政治的対立の発現。ジェントリフィケーションの進行や、分極化と地域間格差の拡大…多くの困難を孕む大都市東京圏の格差拡大の空間構造が明らかに。

目次

格差社会と都市空間―課題と方法
第1部(東京二三区の空間構造とその変動
東京二三区における格差拡大と空間構造の変化―無血革命としての時間差ジェントリフィケーション)
第2部(東京圏の空間構造の変化
東京圏の階級構成とその空間的構造
東京圏における経済格差の空間的構造とその変遷)
第3部(東京圏の階級間格差
東京圏住民の教育達成と地域間移動
東京圏のアンダークラス
アンダークラスの複合的排除
アンダークラスのメンタルヘルス
東京圏における格差拡大と貧困地域の形成過程)
第4部(居住地域とソーシャル・キャピタル
地域の所得水準と社会意識
格差をめぐる階級闘争の場としての都市空間)

著者紹介

橋本 健二 (ハシモト ケンジ)  
早稲田大学人間学学術院教授。1959年生まれ。社会学専攻(階級・階層論、労働社会学)。静岡大学教員、武蔵大学教員を経て、2013年より現職
浅川 達人 (アサカワ タツト)  
早稲田大学人間科学学術院教授。1965年生まれ。社会学専攻(都市社会学、社会調査)。東海大学教員、放送大学教員、明治学院大学教員を経て、2020年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)