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こころの相続

SB新書 510

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-8156-0401-1
4-8156-0401-0
税込価格 946円
頁数・縦 204P 18cm
シリーズ名 こころの相続

商品内容

要旨

日本人の話題の中心となった「相続」。しかし、相続談義の対象は、お金やモノ、土地といった形あるものばかり。相続とは、財産だけではない。人との挨拶の仕方、お礼の言い方、口癖など驚くほどたくさんのものを、私たちは相続しているはずです。「親や社会から何を相続してきたか」「子ども世代に何を相続させるのか」―相続する親と、それを受け取る子の心構えとは?歴史が途絶えつつある今こそ問う、現代への衝撃の提言。

目次

第1章 こころの相続とは何か?
第2章 親からの相続を考える
第3章 相続するものしないもの
第4章 記憶力よりも回想力
第5章 日本人としての相続とは
第6章 いまこそ記憶の相続を

おすすめコメント

あなたは人生で何を遺すか「遺産」とは土地や財産だけではないいま日本人に問う、画期的な提言!私たちが相続するものは、経済的な「形あるもの」ばかりなのだろうか。人との挨拶の仕方、お礼の言い方、そのほか数えきれないほどのものを私たちは両親から相続している。祖先から親へ、そして親から子へ。「相続」されるものに関心が向かう時代を迎えたのです。お金やモノの相続にかまけて、ほんとうに遺していきたい無形の相続がないがしろになってはいないか。これをきっかけに、「形なきもの」の中にある大切な相続財産に目を向けようではないか。私はそう問いかけたいのです。【本書の目次より】第1章  こころの相続とは何か?第2章  親からの相続第3章  相続するもの しないもの第4章  記憶力よりも回想力を第5章  日本人としての相続第5章  未来への歴史の相続

著者紹介

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)  
1932年福岡県生まれ。朝鮮半島で幼少期を送り、47年引き揚げ。52年早稲田大学ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、ルポライターを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞。英文版『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年に菊池寛賞を受賞。09年にNHK放送文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)