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漂流者の生きかた

出版社名 東京書籍
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-487-81121-2
4-487-81121-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 229P 19cm

商品内容

目次

第1部 「鬱の時代」を生き抜く(悩むことの必要
国を持たない者の心許なさ ほか)
第2部 無力=パワーレスパワー(東日本大震災の空気
浄土と希望 ほか)
第3部 日本人であることの限界(因果・因縁、運命・宿命
日本人の御利益と階級社会 ほか)
第4部 漂流者の生きかた(アルジェリア人と在日一世
働く場所がふるさとだ ほか)
第5部 おれたちはどう生きるか(西部邁の死
鵺として生きる ほか)

おすすめコメント

五木寛之と姜尚中による対話。 私達はみな、故郷をねこそぎにされた「漂流者」ではないか。いまもっとも対談が切望されているふたりの初の本。十年にわたる対話と、「いのち」についての語りおろし。

著者紹介

五木 寛之 (イツキ ヒロユキ)  
1932(昭和7)年9月福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮に渡り、47年引揚げ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。2002年、第50回菊池寛賞、09年にNHK放送文化賞、10年に『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。ニューヨークで発売された『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)銅賞に選ばれた
姜 尚中 (カン サンジュン)  
1950年(昭和25年)8月熊本県生まれ。政治学者。東京大学名誉教授、熊本県立劇場館長。専攻は政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)