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日本人はなぜ自虐的になったのか 占領とWGIP

新潮新書 867

出版社名 新潮社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-10-610867-9
4-10-610867-4
税込価格 924円
頁数・縦 286P 18cm

商品内容

要旨

戦争は八月十五日で終わったわけではない。占領後もアメリカは日本に対する心理戦を継続していた。目的は日本人に罪悪感を植え付け、原爆投下等、アメリカによる戦争犯罪への反発をなくすこと。彼らはメディアを支配し、法や制度を思うままに変え、時に天皇までも利用して目的を達成していったのだ。数多くの第一次資料をもとに心理戦とWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の全貌を明かす。

目次

第1部 今ここにあるWGIPマインドセット(日本のマスメディアと教育は歴史的事実を教えない
なぜいまWGIPなのか
WGIPマインドセットの理論的、歴史的証明)
第2部 占領軍の政治戦・心理戦はどのように行われたのか(ボナー・フェラーズの天皇免責工作と認罪心理戦
ケネス・ダイクと神道指令
ドナルド・ニュージェントと国体思想の破壊
心理戦は終わらない)
第3部 WGIPの後遺症(原爆報道に見る自虐性
慰安婦問題に見るWGIPの効き目)
WGIPマインドセットの副産物「平和ボケ」

おすすめコメント

戦争は八月十五日で終わったわけではない。占領後もアメリカは日本に対する心理戦を継続していた。目的は日本人に罪悪感を植え付け、原爆投下等、アメリカによる戦争犯罪への反発をなくすこと。彼らはメディアを支配し、法や制度を思うままに変え、時に天皇までも利用して目的を達成していったのだ。数多くの第一次資料をもとに心理戦とWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の全貌を明かす。

著者紹介

有馬 哲夫 (アリマ テツオ)  
1953(昭和28)年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授(公文書研究)。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。2016年オックスフォード大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)