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アライバの鉄則 史上最高コンビの守備・攻撃論&プレー実践法・野球道・珠玉の対談

MASTERS METHOD

出版社名 廣済堂出版
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-331-52296-7
4-331-52296-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 300P 19cm

商品内容

要旨

現役時には明かせなかった二遊間守備の秘訣、1・2番打者としての打撃・機動力の極意など、コンビプレーの神随を初公開。個々の野球哲学、指導者目線での育成論も収録。実用・観戦に役立つ「アライバ流」メソッド!!

目次

第1章 アライバ「守備」の鉄則(荒木雅博の守備論―セカンドのスキル、切り返し、併殺、塁上の戦い
井端弘和の守備論―ショートの技術、基本・応用、中継の秘策、世界標準
アライバ対談 前編 守備の奥深さ&「アライバプレー」の真実・実践法)
第2章 アライバ「攻撃」の鉄則(荒木雅博の打撃・走塁論―1番打者の役割、安打・盗塁術、攻撃連係
井端弘和の打撃・走塁論―2番打者の仕事、右打ち、バント、エンドラン
アライバ対談 中編 攻撃の戦略&「1・2番コンビ」の機動力秘話)
第3章 アライバ「野球道」の鉄則(井端弘和の野球道―イバタの半生、挫折と成功、プロ意識、メンタル術
荒木雅博の野球道―アラキの軌跡、成長の理由、恩師、若手への指導論
アライバ対談 後編 2人の野球総括&「次世代のアライバ」へ向けて…)

著者紹介

井端 弘和 (イバタ ヒロカズ)  
1975年5月12日生まれ、神奈川県川崎市出身。堀越高校‐亜細亜大学‐中日ドラゴンズ(98〜2013年)‐読売ジャイアンツ(14〜15年)。堀越高校で、2度甲子園に出場。亜細亜大学では、東都大学1部リーグで3季連続ベストナインに選出。97年オフのドラフトで中日から5位指名を受け、入団。1番セカンド荒木雅博、2番ショート井端の通称「アライバ」コンビで、多くのファンを魅了する。さらに、13年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、9回二死2ストライクから起死回生の同点タイムリーを放つなど、打撃でも抜群の勝負強さを発揮し、同大会ベストナインの指名打者(DH)部門にも選ばれた。13年オフに巨人へ移籍。15年シーズンをもって現役を引退。通算成績は、1896試合出場、打率.281、ベストナイン5回(02年、04〜07年)、ゴールデングラブ賞7回(04〜09年、12年)。引退後の16〜18年は巨人の内野守備・走塁コーチ。17年からは日本代表「侍ジャパン」の内野守備・走塁コーチを務め、19年からは、強化本部編成戦略担当も兼務。同年の第2回WBSCプレミア12の初優勝、10年ぶりの世界一奪還をベンチから支えた
荒木 雅博 (アラキ マサヒロ)  
1977年9月13日生まれ、熊本県菊池郡菊陽町出身。熊本工業高校‐中日ドラゴンズ(96〜2018年)。熊本工業高校で、2度甲子園に出場。95年オフのドラフトで中日に1位指名され、入団。01年途中から1番セカンドに定着し、打撃で1・2番、守備で二遊間を組む井端弘和との「アライバ」コンビとして名を馳せる。とくに守備では、ともに04年から09年まで6年連続でゴールデングラブ賞を受賞した。04年には1試合4安打以上を9回という日本プロ野球記録をマークし、リードオフマンとしても活躍する。俊足も生かし、07年には盗塁王を獲得。落合博満監督が指揮を執った04〜11年には、リーグ優勝4度(04、06、10、11年)、日本一1度(07年)に、主力選手として貢献した。10、11年シーズンは、荒木がショート、井端がセカンドへと、互いが入れ替わるコンバートが行われたが、12年には元へ戻る形へ再コンバートされた。現役生活22年目となった17年6月3日の東北楽天戦(ナゴヤドーム)で、史上48人目の2000本安打を達成し、名球会入りを果たす。18年シーズンをもって、現役を引退。通算成績は、2220試合出場、打率.268、378盗塁(チーム歴代1位)、ベストナイン3回(04〜06年)、ゴールデングラブ賞6回(04〜09年)。引退後の19年は、中日二軍内野守備・走塁コーチ、20年から同一軍内野守備・走塁コーチとして、後進の指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)