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不安を力に変えるゆるっと哲学

出版社名 ぱる出版
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-8272-1237-2
4-8272-1237-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 271P 19cm

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商品内容

要旨

歴史上の哲学者たちは、不安の正体を明らかにする方法や、不安の正体とつき合っていく方法について、考えをめぐらせてきました。幸か不幸か、いつの時代も「人間が抱く不安の本質」は変わりません。だからこそ彼らの考えは、今なお有効なのです。

目次

フロム「愛するということ」―愛されなくて不安
ショーペンハウアー「その人が何者なのか」―つい、自分と他人を比較して不安
ヘーゲル「主人と奴隷の弁証法」―他人に使われてばかりで不安
アリストテレス「エネルゲイア」―「成功者」になれなくて不安
ベルクソン「純粋持続」―いつも時間に追われるようで不安
シオラン「怠惰の高貴さ」―「意識高い系」を見ると不安
サルトル「まなざし」―他人の目が気になって不安
ウィトゲンシュタイン「言語ゲーム」―「空気」が読めなくて不安
ドゥールズ(とガタリ)「逃走線」―逃げだしたいことが多くて不安
ボードリヤール「記号と差異への欲望」―買っても買っても満たされなくて不安
ニーチェ「永劫回帰」―「やり直したいこと」だらけで不安
ジジェク「相互受動性」―惰性で働いてしまって不安
ハンナ・アーレント「許しと約束」―人間関係がうまくいかなくて不安
パスカル「みじめさの自覚」―承認欲求を捨てきれなくて不安
ブッダ「怒りにうち勝つ」―イライラしやすくて不安
デカルト「方法序説」―仕事で結果が出なくて不安
カント「エゴイズムと複数主義」―他人から批判されて不安
フロイト「死の欲動」―この世からスーッと消えたくなって不安
ハイデガー「先駆的決意性」―「やる気」が出なくて不安
カミュ「不条理を生きる」―生きている意味がわからなくて不安

おすすめコメント

日常に悩みはつきませんが、多くの問題は「哲学」が解決の糸口を与えてくれます。たとえば、「恋人やパートナーを、以前のように愛せなくなってきた」と悩む人は多いでしょう。しかし、哲学者フロムは「愛は技術である」と言います。つまり、人を愛するということは能動的な営みであって、「感情にゆだねるだけでは、失われるもの」と捉えているわけです。では、どうするか? 哲学の偉人たちの思考を武器に、解決のためのヒントを記していきます。人間関係・恋愛・仕事・SNS・健康……悩み多き現代人が自分の心を守るための、マンガでわかる哲学の入門書です。

著者紹介

ただっち (タダッチ)  
東京大学大学院にて、社会心理学・社会情報学を専攻中の現役・東大院生。現在は哲学の概念を用いながら、研究に取り組んでいる
小川 仁志 (オガワ ヒトシ)  
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)