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日航123便墜落圧力隔壁説をくつがえす

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-309-02906-1
4-309-02906-X
税込価格 1,815円
頁数・縦 229P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 日航123便墜落圧力隔壁説をくつがえす

    誰もが忘れられない夏となった「日航機墜落」。多くの犠牲がありながら、その真相はいまだ釈然としない感がある人も多いのではないだろうか。それは何故か。どこか奥歯にモノが挟まったような一連の発表と報道がそうさせているように思う。著者の青山透子は、客室乗務員として近しい仲間を失った。その悔しさが執念が、外務省公文書の新事実にたどり着かせ、墜落の事実を解き明かそうとしている。あの35年前、日本中がTVの映像から目が離せなかった無惨な事実は「事故」ではなく、「事件」だったのだと語る裏付けはここに十分に綴られた。

    (2020年9月14日)

商品内容

要旨

事故調査報告書の別冊に、隠すかのように記された決定的な新事実。「異常外力着力点」とは何か?真相を暴く、決定版!!これは「事故」ではない、「事件」だ!

目次

第1章 事件の真相―時空の闇(私たちが騙された“あの日”
外務省は事件とわかっていた
事件を事故に―驚くべき詭弁の実態
反省なき政府の大罪
嘘の正当化―そのプロセス
自衛隊と米軍は何をしたのか
防衛庁の威信をかけた国産ミサイル開発中)
第2章 異常外力着力点(隠されてきた公文書
異常外力の正体
隕石は横から当たらない
米国の情報開示
ボイスレコーダーの不自然な解析会議)
第3章 沈黙と非開示―罪を重ねる人々(答申書―嘘も詭弁もつきたい放題
在日米軍の情報開示―FOIA
心地良い言葉に騙されるな―元米兵と元自衛隊員からの提言
日航安全啓発センター―情報操作の役割)
終章 521人の声を聴く

おすすめコメント

日航123便の墜落事故から35年。その真相に、今、もっとも肉薄する著者が、新たな重要証拠とともに、事故の真相に迫る。

著者紹介

青山 透子 (アオヤマ トウコ)  
ノンフィクション作家。東京大学大学院博士課程修了。日本航空国際線客室乗務員として国内線時代に事故機のクルーと同じグループで乗務。その後、官公庁、各種企業、大学等で人材育成に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)