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戦争のなかの日本

出版社名 千倉書房
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-8051-1209-0
4-8051-1209-3
税込価格 3,300円
頁数・縦 384P 20cm

商品内容

要旨

かつて戦争は国策追求の手段だった。そんな時代の論理と心理。

目次

第1部 世界大戦とどう向き合ったのか(欧洲大戦と日本のゆらぎ
三つの「戦争」―満洲事変、支那事変、大東亜戦争
第二次世界大戦―アジアの戦争とヨーロッパの戦争
南進と大東亜「解放」)
第2部 軍人はいかに考えたのか(朝鮮駐屯日本軍の実像―治安・防衛・帝国
帝国在郷軍人会と政治
日本陸軍の中国共産党観―一九二六〜三七年
日本軍人の蒋介石観―陸軍支那通を中心として
戦前日本の危機管理―居留民保護をめぐって)
第3部 中国となぜ戦い続けたのか(支那事変初期における近衛内閣の対応
日本人の日中戦争観―一九三七〜四一年
日中和平工作の挫折
汪兆銘のハノイ脱出をめぐって―関係者の回想と外務省記録から
桐工作をめぐって
対中和平工作 一九四二〜四五年)

著者紹介

戸部 良一 (トベ リョウイチ)  
防衛大学校名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。1948年宮城県生まれ。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。防衛大学校教授、国際日本文化研究センター教授、帝京大学教授などを歴任。著書に『ピース・フィーラー』(論創社、吉田茂賞)、『自壊の病理』(日本経済新聞出版、アジア太平洋賞特別賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)