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青い花の下には秘密が埋まっている 四季島植物園のしずかな事件簿

宝島社文庫 Cあ−26−1

出版社名 宝島社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-8002-9840-9
4-8002-9840-7
税込価格 748円
頁数・縦 287P 16cm

商品内容

要旨

花澤咲良は、絶望していた。高校に入学してすぐ始めた公務員試験の勉強。周りに笑われながらも、一日も早く「安定した人生」が欲しい咲良はくじけなかった。努力は実り、高校卒業、晴れて夢の公務員になった咲良。しかし、喜びも束の間、なんと配属先は県の公園にある植物園だったのだ。「花が大嫌い」な咲良にとっては最悪の展開だ。重い足を引きずりながら植物園へ向かった咲良を出迎えたのは、満開の藤棚とお喋りな九官鳥、そして花をこよなく愛する男性・宇喜多で…。花嫌いな少女と風変わりな植物園が紡ぐ、しずかでやさしい物語。

おすすめコメント

『魔法使いのハーブティー』『招き猫神社のテンテコ舞いな日々』の有間カオルの最新作! 花が大嫌いなのに植物園勤務になってしまった主人公が、植物園で巻き起こる不思議な事件を通して、風変わりな人々との交流を深めていく日常を描いたハートフルミステリー。

著者紹介

有間 カオル (アリマ カオル)  
東京都出身。法政大学文学部哲学科卒。『太陽のあくび』でメディアワークス文庫賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)