幼年期の現象学 ソルボンヌのメルロ=ポンティ
出版社名 | 人文書院 |
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出版年月 | 2020年8月 |
ISBNコード |
978-4-409-04112-3
(4-409-04112-6) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 332P 20cm |
商品内容
要旨 |
1949年秋、ソルボンヌ大学に着任したメルロ=ポンティは、発達心理学の知見を批判的に取り込み、子どもの現象学ともいうべき講義を開始した。ピアジェ、ワロン、リュケ、クライン、ラカンなど関連分野を広範に渉猟したその講義は、子どもという存在を哲学史上初めて主題としたきわめて貴重な試みであると同時に、人間科学をより豊かにする可能性を秘めたものであった。メルロ=ポンティの後期思想にも繋がる重要講義を仔細に読み解く。 |
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目次 |
第1部 子どもの身体と知覚(自己中心性から中心幻想へ―メルロ=ポンティのピアジェへのアプローチ |