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浅田家!

徳間文庫 な46−1

出版社名 徳間書店
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-19-894574-9
4-19-894574-8
税込価格 693円
頁数・縦 266P 15cm

商品内容

要旨

一生にあと一枚しかシャッターを切れないとしたら、僕は「家族」を撮る―。写真家を目指し、大阪の専門学校へ入学した政志が卒業制作に選んだのは、幼い頃の家族の思い出をコスプレで再現すること。消防士、レーサー、ヒーロー…家族を巻き込んださまざまなコスプレ写真集が賞を受け、写真家として順調に歩み出した政志だが、ある家族のかたちに出会い、自分の写真に迷いを感じ始める。そんなとき東日本大震災が起こり…。

出版社・メーカーコメント

二宮和也主演! 「家族」を撮り続けた写真家と、彼を支え続けた「家族」の 笑いと涙あふれる感動実話。 映画『浅田家!』公開に先がけ、小説版発売! 「一生にあと一枚しか、写真と撮れないとしたら? 」 彼が選んだのは、“家族”だった――。 消防士、レーサー、ヒーロー、バンドマン……家族全員を巻き込んで、 それぞれが“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、 その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》で、写真界の芥川賞・ 木村伊兵衛写真賞を受賞した、写真家・浅田政志(二宮和也)。 受賞をきっかけに各地の家族から撮影依頼を受け、《家族写真家》として ようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる――。 かつて撮影した家族の安否を確かめる為に向かった被災地で、 政志が目にしたのは、家族も家も全てを失った人々の姿だった。 「家族ってなんだろう? 」 「写真家の自分にできることは何か? 」 シャッターを切ることが出来ず、自問自答を繰り返す政志。 津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗浄して、家族の元に返す 《写真洗浄》の活動に参加し、そこで写真を見つけ嬉しそうに 帰っていく人々の笑顔に触れることで、再び《写真の持つチカラ》を 信じられるようになる。 そんな時、一人の少女が現れる。 「私も家族写真を撮って欲しい!」 それは津波で父親を失った少女の願いだった――。

著者紹介

中野 量太 (ナカノ リョウタ)  
1973年京都府育ち。京都産業大学卒業後、日本映画学校(現・日本映画大学)に入学。2000年、卒業制作『バンザイ人生まっ赤っ赤。』が日本映画学校今村昌平賞、第1回TAMA NEW WAVEグランプリなどを受賞。卒業後、助監督やテレビディレクターを経て、自主短編映画『ロケットパンチを君に!』で、ひろしま映像展2006グランプリ、第10回水戸短編映像祭準グランプリなど7つの賞に輝く。2008年、文化庁若手映画作家育成プロジェクトに選出され、35mmフィルムで制作した短編映画『琥珀色のキラキラ』が高い評価を得る。自主長編映画『チチを撮りに』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012にて、日本人初の監督賞を受賞、第63回ベルリン国際映画祭を皮切りに各国の映画祭に招待され、国内外で14の賞に輝く。2016年、商業デビュー作となる『湯を沸かすほどの熱い愛』が、第40回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞など、国内映画賞で35冠。第90回米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)