データ農業が日本を救う
インターナショナル新書 056
出版社名 | 集英社インターナショナル |
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出版年月 | 2020年8月 |
ISBNコード |
978-4-7976-8056-0
(4-7976-8056-3) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 221P 18cm |
商品内容
要旨 |
転換期にある日本の農業は、ポスト・コロナ時代にどうなる?作って農協に卸すだけの従前のシステムが大きく揺らぎ、生産・収穫の現場から流通・販売に至るまで、徹底的にデータを取り、活用する「データ農業」の時代が到来する。作物そのものの「生体データ」、成長に影響する温度、光、土質などの「環境データ」、それらを統合・管理する「管理データ」。オランダから北海道まで、それぞれの先鋭的な取り組みを取り上げ、日本農業の未来を探る。 |
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目次 |
第1章 データが農業をつくる時代 |
おすすめコメント
ポスト・コロナの日本農業は、データを徹底的に活かす農業になる!作物そのものの「生体データ」。成長に影響する温度、光、土質などの「環境データ」。それを統合・管理する「管理データ」。それぞれ先鋭的な取り組みをしている農家、法人、研究機関を訪ね、来るべき「データ農業」の実像に迫る。転換期にある日本の農業は、ポスト・コロナ時代にどう変わるのか? 作って農協に卸すだけの従前のシステムが崩壊し、生産・収穫の現場から流通・販売に至るまで、徹底的にデータを取り、活用する「データ農業」の時代が到来しつつある。日本の5〜6倍のトマト収量(単位面積あたり)を誇るオランダは、ハウス内のセンサーで温度、湿度、日射量など、作物の成長に関わるデータを収集・分析し、施設内の環境をコンピューターで一括制御する。AI、ロボットなど最先端の技術を用いつつ、生産だけでなく、加工や流通、販売を含めたサプライチェーンまでデータを徹底的に活用する先鋭的な農業の現場を取材する。 北海道をはじめ、日本各地でデータを活用したシステム構築に挑む農家、法人、研究機関を訪ね、ポスト・コロナの日本を牽引する「データ農業」の未来を探る。 【目次より】第1章 データが農業をつくる時代第2章 進化する植物との対話第3章 農業から食産業へ第4章 下町ロケットは現実になるのか第5章 データのやりとりは世界標準の通信規格で第6章 ガラパゴスが世界で強みを発揮する