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雨かんむり漢字読本

草思社文庫 え1−1

出版社名 草思社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-7942-2466-8
4-7942-2466-4
税込価格 880円
頁数・縦 207P 16cm

商品内容

要旨

雨かんむりの漢字の一群は漢字の成り立ちを知るためには典型的で格好の一群でもある。なにせ雨は古来、人々の上に降っていたのだから。「霽れる」という字は「晴れる」よりも古くからあった。これは漢字の呪術的起源と関係がある。「零」はなぜ「0」を意味するようになったか―など「霙」「霜」「雷」から「霹靂」「霍乱」まで、さまざまなエピソードで解き明かす無類に面白い漢字エッセイ。

目次

1 雨の章(天から降るものは何もかも雨
三日続けば霖、一〇日だと霪?
涙はこぼれて零になる
霤と反逆者たちの系譜
永遠の命は露とともに
鬼の霍乱と男装の麗人)
2 雲の章(雲は空想力をかき立てる!
深い霧のその中で
霞の色はどんな色?
大地に霾が吹き荒れて)
3 雷の章(雷は激しく鳴り、電は鋭く光る
大地が震えるそのわけは?
霹靂という名のハイテク・カー)
4 雪の章(すべてを雪に流しましょう
歴史の雹と文学の霰
わびしい霙の美しさ
厳しさは秋の霜のように)
5 晴れの章(神よ、明日は霽れますか?
薄くてはかない霓の魅力
幽霊と需要と舞〓の台)

おすすめコメント

なぜ「零」は「ゼロ」なのか?「霽(は)れる」が「晴れる」より古くから使われていたのはなぜか?漢字の成り立ちを雨かんむりの漢字を例に楽しく解き明かす。梅雨時に部屋の中でちょっと読むのに最適の一冊。

著者紹介

円満字 二郎 (エンマンジ ジロウ)  
1967年、兵庫県西宮市生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの担当編集者として働く。2008年、退職してフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)