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クワバカ クワガタを愛し過ぎちゃった男たち

光文社新書 1080

出版社名 光文社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-334-04487-9
4-334-04487-5
税込価格 1,034円
頁数・縦 247P 18cm

商品内容

要旨

クワバカ―クワガタムシを愛し、人生のすべてを賭してしまった男たちのことだ。ハブに咬まれても採集をやめない男、一回の勝負に数十万円を費やす“闘クワガタ士”、採集のためにインドネシアへ移住した世界的コレクター。そんな男たちを取材するうちに、著者自身もクワガタの沼へ少しずつはまっていった。そして、そのクワバカたちにも底知れない魅力を感じていき―。少年時代を想起させ、なぜか羨ましさも感じさせる不思議な男たちを描く、傑作“昆虫”ノンフィクション。

目次

第1章 魔性のクワガタ(クワガタ界のカリスマ
ギネス競争 ほか)
第2章 戦うために生まれてきた(世界の二強
総額一〇〇万円の大会も ほか)
第3章 血の力(オオクワブリーダーのアジト
一〇〇〇万のオオクワは宣伝 ほか)
第4章 コーカサスに恋して(ガのペルシャ絨毯
世界一のクワガタ王国 ほか)

出版社・メーカーコメント

”クワバカ”とは、「クワガタムシに魅せられ、バカの境地に達した男」のことだ。いつもクワガタのことばかり考えている。お金より、女より、名誉より、クワガタだけが人生だ。そんな痛快無比な男たちの人間ドラマを、自身もクワバカである講談社ノンフィクション賞作家が躍動感あふれる筆致で描く。

著者紹介

中村 計 (ナカムラ ケイ)  
1973年生まれ。ノンフィクションライター。千葉県船橋市出身。同志社大学法学部政治学科卒業後、某スポーツ新聞社に入社するも七カ月で退職。以降、スポーツを中心に様々なノンフィクション作品を発表している。著書に、『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社、第一八回ミズノスポーツライター賞最優秀賞)、『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社、第三九回講談社ノンフィクション賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)