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現想と幻実 ル=グウィン短篇選集

出版社名 青土社
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-7917-7302-2
4-7917-7302-0
税込価格 2,860円
頁数・縦 333P 20cm

商品内容

要旨

著者自らが深く愛した、珠玉の未邦訳短篇集。とある海辺の町を舞台に、複数の語りを通して一人の女性の姿を描きだす「夢に遊ぶ者たち」、架空の未来史“ハイニッシュ・サイクル”の1ピースをなす「背き続けて」、勤勉な使用人に主人が与えた意外な試練の顛末を描く、生前最後に発表された短篇「水甕」―。SF・ファンタジーの枠組みを軽やかに超える、ル=グウィンの知られざる魅力に満ちた11篇。

著者紹介

ル=グウィン,アーシュラ・K. (ルグウィン,アーシュラK.)   Le Guin,Ursula K.
1929年カリフォルニア州バークレー生まれ。オレゴン州ポートランドに長く暮らし、SF・ファンタジー小説を中心に詩や評論、エッセイに至るまで、生涯にわたり多様で旺盛な創作活動を続けた。代表作としてはヒューゴー賞とネビュラ賞の二冠に輝いた『闇の左手』(早川書房)などがある。2018年没
大久保 ゆう (オオクボ ユウ)  
翻訳家・翻訳研究者。幻想・怪奇・探偵ジャンルから絵画技法書や文化史関連書の翻訳も手がける
小磯 洋光 (コイソ ヒロミツ)  
翻訳家。イースト・アングリア大学大学院で文芸翻訳を学ぶ。英語圏の文学作品の翻訳のほか、日本文学の翻訳にも携わる
中村 仁美 (ナカムラ ヒトミ)  
立命館大学文学部国際文化学域准教授。主に20世紀以降のアイルランド文学を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)