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サラリーマン球団社長

出版社名 文藝春秋
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-16-391251-6
4-16-391251-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 325P 20cm

商品内容

要旨

旅行マンから阪神タイガースに出向した野崎。経理部員から広島カープに転職した鈴木。彼らは野球の素人だった。営業収益アップ、商品販売の効率化、上司の理不尽な命令、異例の人事異動…“どん底”球団の優勝にむけて2人のサラリーマンが行った改革とは!?『しんがり』『石つぶて』の著者が放つ渾身の企業ノンフィクション!

目次

傍流者の出向
赤貧球団なんでも屋
あきらめたらあかん
焼肉丼の味
下剋上人事
主流派との闘い
マネー・ボールのあけぼの
社長室はソロバンをはじいた
血を流す覚悟はあるか
「コア」をつかめ
サクラサク
ボロボロになる前に
枯れたリーダー
耐雪梅花麗

出版社・メーカーコメント

どん底に喘ぐ阪神タイガースと広島カープの優勝。そこには野球とは無縁な傍流者2人の奮闘があった。無名の組織人に光をあてた傑作ノンフィクション

著者紹介

清武 英利 (キヨタケ ヒデトシ)  
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。社会部で警視庁、国税庁を担当し、2001年より中部本社社会部長。東京本社編集委員などを経て、04年8月に読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され係争に。現在はノンフィクション作家。14年に『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社)で講談社ノンフィクション賞受賞、18年には『石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの』(講談社)で大宅壮一ノンフィクション賞読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)