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「社会人教授」の大学論

出版社名 青土社
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-7917-7305-3
4-7917-7305-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 328,4P 19cm

商品内容

要旨

「教員を募集しています。大学の国際化推進できる人」。ある日偶然見つけた公募に応募し、長年勤めた通信社を辞めて大学教授に転身した著者を待ち受けていたのは、奇妙で不可思議な「異文化世界」だった!「純粋培養」学者の屈託、世界大学ランキングへの拘泥、勉強しない学生と苛烈な就職活動、そして新型コロナウイルス感染症とオンライン授業…。日本の大学はどこへ向かうのか?社会人教授だからこそできる、未来への希望の提言。

目次

序章 社会人が教授になる
第1章 社会人が大学で学び直す
第2章 大学という「業界」
第3章 志願者を増やせ
第4章 「インスタ映え」の時代に
第5章 多様化に直面する大学
第6章 忖度する大学生
第7章 若者に幻を
第8章 大学と社会
第9章 勉強させない国
第10章 人工知能と人生一〇〇年
終章 みんなの大学を

著者紹介

宮武 久佳 (ミヤタケ ヒサヨシ)  
1957年大阪市生まれ。共同通信社記者・デスク(1984‐2009年)、横浜国立大学教授(国際戦略コーディネーターを兼務。2009‐12年)を経て、現在、東京理科大学教授。専門は知的財産論(著作権)、コミュニケーション論、メディア・ジャーナリズム論。共同通信在職中、IOC長野冬季オリンピック通信社(NAONA)「英語、フランス語、日本語チーム」デスク(1997‐98年)、2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会チーフ報道官(報道部長。2000‐02年)などを歴任。ハーバード大学ニーマン(ジャーナリズム)フェロー(Fellow,Nieman Foundation for Journalism at Harvard University.1995−96年)。日本音楽著作権協会(JASRAC)理事。日本記者クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)