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13・67 下

文春文庫 チ12−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-16-791570-4
4-16-791570-7
税込価格 957円
頁数・縦 351P 16cm
シリーズ名 13・67

商品内容

要旨

1989年、新人刑事のローは凶悪犯罪捜査係に配属され、多くの犠牲者を出した九龍の銃撃戦の意外な黒幕を知ることになる―。60年代に文化大革命の煽りで始まった反英暴動、2010年代に起きた雨傘革命とも呼ばれる市民運動。香港を象徴する二つの“反政府の時代”が時空を越えて繋がる壮大な社会派ミステリー。

著者紹介

陳 浩基 (チン コウキ)  
1975年生まれ。香港中文大学計算機学科卒。台湾推理作家協会の海外会員。2009年「藍〓子的密室(青髭公の密室)」で第7回台湾推理作家協会賞を受賞。2011年に『遺忘・刑警』で第2回島田荘司推理小説賞を受賞、2012年に『世界を売った男』のタイトルで、文藝春秋から邦訳版が刊行。2014年、『13・67』が刊行と同時に大きな話題を呼び、2017年に邦訳版が出ると週刊文春ミステリーベスト10、本格ミステリ・ベスト10で第1位を獲得するなどランキングを席巻する
天野 健太郎 (アマノ ケンタロウ)  
1971年愛知県三河生まれ。京都府立大学文学部国中文専攻卒。2000年より国立台湾師範大学国語中心へ留学。帰国後は台湾専門翻訳・通訳。2018年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)