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平和学と歴史学 アナキズムの可能性

出版社名 三元社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-88303-512-0
4-88303-512-3
税込価格 7,150円
頁数・縦 571,16P 21cm

商品内容

要旨

エッリーコ・マラテスタを中心とするイタリア社会主義(アナキズム)史の膨大な史料・文献に基づく緻密な先駆的研究の上に、「構造的暴力」と「積極的平和」、世界システム論、フェミニズム、「萃点の移動」、「四十億年の私の生命」、禅の呼吸、エンパワメントとエクスポージャー、ロングハウスデモクラシー、身土不二など、多様な考え方と実践を取り込み構想された平和学の中で、「いまここ」の「方法」としてアナキズムが描き出される。

目次

第1部 地球市民の平和学(平和の方法としてのアナキズム―ひとつのデッサン
地球民主主義の芽
地球市民への道
エンパワメントとエクスポージャーの平和学
もう一つの世界を求めて
“平和学”をめざして
補遺1 夢―少数民族の人権・エコロジーとアナキズム
補遺2 ユートピアの実験―モンテヴィデオにおける共同体)
第2部 ナポリ青年群像―エッリーコ・マラテスタ序章(南欧からの手紙 エッリーコ・マラテスタをめぐることども―一九七六年夏ミュンヘンにて
一八七一年ナポリ青年群像―エッリーコ・マラテスタ序章
ナポリ“ラ・カムパーナ”考
マテーゼ蜂起(一八七七年)とアンナ・イングレーゼのこと
チェルノブイリの年に
リビアとイタリア
女性・エコロジー・第三世界―南・北イタリアからの視点
反ファシズム青年群像素描―二〇世紀初頭のイタリア文化とグラムシ
第一次世界大戦とイタリアの戦後若者文化(一九一八‐一九二〇)
ナポリ文書館生活素描
マラテスタ研究をめぐる史料状況 素描(一八七一‐一八九一)
記憶の場 ヴェントテーネとサント・ステファノ
解題 戸田三三冬 その研究の軌跡―マラテスタ、アナキズム、そして平和学)

著者紹介

戸田 三三冬 (トダ ミサト)  
1933年〜2018年。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学(国際学修士)。2004年3月まで文教大学国際学部教授(在任中担当科目:国際学入門、国際関係論、ヨーロッパ地域研究、比較文明論など)。マラテスタ研究センターを主宰。専門分野:国際関係論、平和学、イタリア近現代史
田中 ひかる (タナカ ヒカル)  
1965年生。明治大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)