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感染症の日本史

文春新書 1279

出版社名 文藝春秋
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-16-661279-6
4-16-661279-4
税込価格 880円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

歴史上、最も多くの命を奪ってきた脅威がパンデミックだ。新型コロナウイルスのワクチン、治療薬も確立していない今、歴史を見つめ直す必要がある。一級の歴史家が、平安の史書、江戸の随筆、百年前の政治家や文豪の日記などから、新たな視点で日本人の知恵に光をあてる。

目次

第1章 人類史上最大の脅威
第2章 日本史のなかの感染症―世界一の「衛生観念」のルーツ
第3章 江戸のパンデミックを読み解く
第4章 はしかが歴史を動かした
第5章 感染の波は何度も襲来する―スペイン風邪百年目の教訓
第6章 患者史のすすめ―京都女学生の「感染日記」
第7章 皇室も宰相も襲われた
第8章 文学者たちのスペイン風邪
第9章 歴史人口学は「命」の学問―わが師・速水融のことども

著者紹介

磯田 道史 (イソダ ミチフミ)  
1970年岡山県生まれ。国際日本文化研究センター准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)