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市場の世界 新しい経済学を求めて

出版社名 有斐閣
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-641-16571-7
4-641-16571-8
税込価格 2,750円
頁数・縦 278,33P 19cm

商品内容

要旨

「見えざる手」の神話を解き明かす市場理論の誕生。

目次

第1部 市場理論の先駆者たち―市場の研究に身を捧げた偉大な学者たち(市場理論の始祖―クールノー
均衡論の創始者―ワルラス
新古典派の開祖―マーシャル
市場理論の革新者 チェンバリン)
第2部 市場理論の世界―ミクロ経済学の進化をたどる(新たな市場理論の構図―ミクロ経済学の森に芽吹いた若木たち
ゲーム理論の基礎―新たな市場理論の分析用具(1)
情報とインセンティブ―新たな市場理論の分析用具(2)
産業組織論の展開―市場への競争性策の視点から
ビジネス・エコノミクスの発展―市場への経営戦略の視点から)
第3部 市場経済の仕組み―市場とは何か、いかに機能するのか(市場と流通業者―もはや、流通機構は「経済の暗黒大陸」ではない
市場メカニズムの解明―市場における需給調整の四つの視点
外部性と取引費用―市場は外部性の大海に浮かぶ小島
市場の編成原理―市場経済の運動法則の解明に向けて)

出版社・メーカーコメント

市場の研究に身を捧げた偉大な先駆者たちの業績に立ち返り,現代に息づく市場思想の系譜を振り返ることで,市場の本質を理解し,現実の姿に即した市場メカニズムの解明をめざす意欲作。標準的なミクロ経済学のテキストにはない新たな光景に出会える一冊。

著者紹介

丸山 雅祥 (マルヤマ マサヨシ)  
1951年10月生まれ。1979年3月一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得。1993年4月神戸大学経営学部教授、2017年4月より神戸大学名誉教授。経済企画庁経済研究所客員主任研究官(1988〜91年)、OECD経済統計局コンサルタント(1991〜92年)を併任。経済学修士(一橋大学)、博士(商学)神戸大学。専門はビジネス・エコノミクス、産業組織論。主要業績『流通の経済分析』(創文社、1988年)、(日本商業学会奨励賞受賞)『日本市場の競争構造』(創文社、1992年)、(日経・経済図書文化賞受賞、日本商業学会優秀賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)