蛇神をめぐる伝承 古代人の心を読む
出版社名 | 青土社 |
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出版年月 | 2020年10月 |
ISBNコード |
978-4-7917-7310-7
(4-7917-7310-1) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 217P 19cm |
商品内容
要旨 |
『古事記』『日本書紀』『万葉集』から、『今昔物語集』『日本霊異記』まで。その怪異な姿と独特の習性のゆえに、古代の人々が「神」と恐れあがめた蛇。ときに人間の女性と結婚し、ときに人びとにいけにえを求め、ときに刀剣・雷として現れ、そして、ときに見た者の一族を滅ぼす力をもつものと考えられてきた。上代・中古の文献を広く渉猟し、「蛇」にまつわる逸話を仔細に分析することで、そうした「をろち」の圧倒的な霊威がなぜ失われてしまったのかという謎にせまる。 |
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目次 |
序章 毒気を吐いて人間を殺す蛇神 |