平成・令和食ブーム総ざらい 何が食べたいの、日本人?
インターナショナル新書 059
出版社名 | 集英社インターナショナル |
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出版年月 | 2020年10月 |
ISBNコード |
978-4-7976-8059-1
(4-7976-8059-8) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 189P 18cm |
商品内容
要旨 |
グルメブームと情報化に引っ張られて、身も心も満腹状態を求めて突っ走った平成ニッポン。雑誌『Hanako』や『dancyu』が先導し、『ミシュラン』が立ち上がれば一億総グルメ状態へ。日本の美味しい歴史と思い出を振りかえりつつ、分析。そして令和。タピオカドリンクが人気の理由はプニュプニュの食感だけではなかった!?コロナウイルスの影響で小麦粉が品切れを起こした理由まで、グルメブームを総ざらい。 |
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目次 |
第1章 情報化が進んだ30年(「Hanako族」の誕生 |
出版社・メーカーコメント
1億総グルメへと突っ走った平成ニッポン、そして令和へバブル景気にも後押しされて、身も心も満腹状態を求めて突っ走った平成ニッポン。雑誌『Hanako』や『dancyu』が先導し、『ミシュラン・ガイド』が立ち上がれば一億総グルメ状態へ。日本人は何を思い、何を食べたのか? 美味しい歴史と思い出を振りかえりつつ、分析。そして令和。タピオカドリンク店に行列したのはなぜ? 人気の理由はプニュプニュの食感だけではなかった!? コロナウイルス感染でベーキングパウダーが品切れを起こした理由まで、グルメブームを総ざらい。●「イタ飯」が教えてくれたティラミスの斬新さ●マカロンでピークを迎えた平成のスイーツブーム●じつは何度め? の韓国料理ブーム●令和のタピオカ人気、お茶そのものの美味しさが立役者!?●コロナ禍、ステイホーム家庭がお菓子作りの場に【目次より】第1章 情報化が進んだ30年『Hanako』族の誕生/『dancyu』の成立/『料理の鉄人』革命/『夏子の酒』がもたらしたもの/「食べる通信」とは何か/レシピサイトの登場/『孤独のグルメ』の人気ぶり/「インスタ映え」が意味するものは?第2章 グルメが定着していく時代デパ地下ブーム/生春巻き大人気/2度の韓国料理ブーム/「チキンライス」で思い浮かべるのは?/スパイスカレーの誕生が意味するもの/ゴーヤーが注目された理由/空弁の登場/赤身肉に注目/B級グルメの時代/なぜ唐揚げは愛されるのか?/どこの町にも大戸屋第3章 スイーツ・パン・ドリンクティラミスブームとは?/マカロン好き/チョコミントはなぜブームになったのか?/ビーン・トゥ・バーの登場/再発見されるバウムクーヘン/アジアの中のかき氷/高級食パンはなぜ人気なのか/スタバがある町/2度目のクラフトビール/緑茶ドリンクの成立/タピオカ大ブーム第4章 時代を映す食文化平成米騒動とは?/「フード左翼」とは誰か?/「英国一家」大人気/フードロス問題を考える/スローフードブームがもたらしたもの/コロナ禍とベイキング第5章 家庭料理の世界在来作物に光を当てる/子ども料理に注目/社会現象化した栗原はるみ/辰巳芳子が注目された理由/土鍋炊きご飯の人気/ル・クルーゼ好き世代/時短ブームの背景/ミールキットの誕生/今始まったわけじゃないつくりおきブーム