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現代ドイツへの視座 歴史学的アプローチ 2

ナチズム・ホロコーストと戦後ドイツ

  • 石田勇治/編 川喜田敦子/編
出版社名 勉誠出版
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-585-22513-3
4-585-22513-7
税込価格 6,600円
頁数・縦 372P 22cm
シリーズ名 現代ドイツへの視座

商品内容

要旨

誰が関与し、どのように行われ、何をもたらしたのか―ナチズムとホロコーストに関する実証研究は、ここ30年で長足の進歩を遂げた。本書では、その豊穣な成果を踏まえながら、ナチズムと両義的近代との関係、「民族共同体」の様態、レーベンスラウムや民族再生の含意、さらにポーランド、スイスの動きなど近年の歴史学を提示する最新の論点を取り上げる。そして戦後ドイツ、すなわちナチズム後のドイツが「負の過去」とどのような取り組んできたか、司法訴追、補償、想起の文化などに注目して多面的に検討する。

目次

第1部 両義的近代へのアプローチ(教育刑と犯罪生物学―ヴァイマルからナチズムへ
ナチ強制収容所とドイツ社会
戦間期ドイツにおける民間防空共同体―実践のフォルクスゲマインシャフト)
第2部 第二次世界大戦とナチズム・ホロコースト(ある種の幻肢痛―戦間期のレーベンスラウム構想
入植と大量虐殺による「ドイツ民族」の創造―「東部総合計画」と学術的民族研究
ポーランドとホロコースト―イェドヴァブネからの問いかけ
スイスのホロコースト関与とその後―難民政策を中心に)
第3部 ナチズム後のドイツ(戦後ドイツ司法によるナチ犯罪追及―占領期から今日までの展開とその所産
フリッツ・バウアー―ナチの過去に挑んだ検事長の狙い
西ドイツの戦争賠償と「ナチ不法に対する補償」―ドイツ在外財産に着目して
ナチズムの黒い影―一九四五年以降のドイツにおける過去をめぐる政策と記憶の文化
ナチ強制収容所体験と生存者たちのその後
過去との断絶と連続―一九四五年以降のドイツと日本における過去との取り組み
連邦大統領の演説と想起の文化)

著者紹介

石田 勇治 (イシダ ユウジ)  
東京大学大学院総合文化研究科(地域文化研究専攻)教授。専門はドイツ近現代史、ジェノサイド研究
川喜田 敦子 (カワキタ アツコ)  
東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門はドイツ現代史、ドイツ地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)