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彼方の友へ

実業之日本社文庫 い16−1

出版社名 実業之日本社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-408-55616-1
4-408-55616-5
税込価格 935円
頁数・縦 541P 16cm

365Booksのおすすめ

第158回直木賞候補作が文庫化!昭和の乙女たちに熱く支持された雑誌編集部がモデル。
戦前〜戦後の激動の時代に読者に最上の作品を届けたいと希望を持ち続けた人々の姿が描かれています。
本好きの方ならその情熱にきっと胸を打たれるはず。

365Booksとは?

  • 本の問屋・トーハンが本屋さん向けに発信しているトレンド&商品情報です。
    このコーナーではマスコットキャラクターの棚忍者とナビヘビちゃん(の中の人)が読者の方に今オススメしたい1冊をご紹介します。

商品内容

要旨

老人施設でまどろむ佐倉波津子に小さな箱が手渡された。「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった―戦中という困難な時代に情熱を胸に歩む人々を、あたたかく、生き生きとした筆致で描ききった感動傑作。巻末に書き下ろし番外編を収録。第158回直木賞候補作。

出版社・メーカーコメント

直木賞候補の感動作が待望の文庫化! 戦中の東京、雑誌作りに夢と情熱を抱いて――巻末に書き下ろしスピンオフ短編を収録!

著者紹介

伊吹 有喜 (イブキ ユキ)  
1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。出版社勤務を経て、2008年「風待ちのひと」(「夏の終わりのトラヴィアータ」改題)でポプラ社小説大賞・特別賞を受賞してデビュー。本作『彼方の友へ』は第158回直木三十五賞、第39回吉川英治文学新人賞候補に選ばれ、書店員有志による『乙女の友大賞』を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)