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これでいいのか鳥取県

地域批評シリーズ 53

出版社名 マイクロマガジン社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-86716-064-0
4-86716-064-4
税込価格 1,078円
頁数・縦 319P 15cm

商品内容

要旨

47都道府県で最少人口の鳥取県。鳥取砂丘に貿易港の米子と境港、白壁土蔵の倉吉と有名な街は多いのに規模が小さすぎるのだ。しかし、そんな鳥取県には上がり目がある。巨匠水木しげるや青山剛昌のマンガ人気にあやかった観光施策は大当たりで、来訪者があふれるほど。松葉ガニや二十世紀梨は世界に冠たる大ブランドとなっている。そもそも、鳥取がこんなミニ県になってしまったのは、対アジア貿易が冷戦期に衰えたことが原因である。だが鳥取は今、過去の悪夢を振り払い、往年の力を取り戻して躍進しようとしている。ただそれを邪魔しかねないのが染みついたビンボー気質と閉鎖性で…。そんな期待と不安渦巻く鳥取県の正体を、歴史と気質、現状と課題から解き明かしていこう!

目次

第1章 地味すぎて一度消滅した鳥取県の知られざる歴史
第2章 問題続出!鳥取県の現状とは
第3章 鳥取人の特徴は地味でビンボー?
第4章 永遠のライバル島根に勝っているところって?
第5章 県都なのにキビシすぎる鳥取エリアの実態
第6章 沈みつつある倉吉エリア しかし希望の光も?
第7章 ポテンシャルを活かし切れない米子・境港の悩みどころ
第8章 チャンスは来ている?史上初のトップを目指す鳥取県

著者紹介

昼間 たかし (ヒルマ タカシ)  
1975年、岡山県生まれ。ルポライター、著作家。岡山県立金川高等学校・立正大学文学部史学科卒業。東京大学大学院情報学環教育部修了
鈴木 士郎 (スズキ シロウ)  
1975年、東京都生まれ。編集者・ライター。出版社、編集プロダクションを経てフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)