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ビリー・ホリデイとカフェ・ソサエティの人びと 「奇妙な果実」の時代をたずねて

出版社名 青土社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-7917-7314-5
4-7917-7314-4
税込価格 2,860円
頁数・縦 302P 19cm

商品内容

要旨

黒人差別の時代、虐殺され木に吊るされた黒人を歌った「奇妙な果実」。あまりに暗い影を落とすこの歌に惹かれた著者は、渡米し、グリニッジ・ヴィレッジを歩き、伝説のクラブの跡地を訪れ、当時のことを知る人びとと会い、多くの話を聞きにゆく―。華々しくも悲劇的なビリー・ホリデイの生涯と、悲しくも熱いジャズの時代を追いかける、魂をゆさぶるノンフィクション。

目次

第1章 カフェ・ソサエティ誕生―「奇妙な果実」が歌われたクラブ(一九三八年、初秋
カフェ・ソサエティという実験クラブ ほか)
第2章 キャバレー・カード―麻薬とジャズ(自伝刊行後のインタビュー
ひどい間違い ほか)
第3章 スウィミングプール・コミュニスト―赤狩りの時代(映画『ニューオリンズ』
ハリウッド・テン ほか)
第4章 ベイカーズ・ダズン―虹の部族とベイヤード・ラスティン(ベイカーズ・ダズン
黒いビーナス ほか)

著者紹介

生野 象子 (イクノ ショウコ)  
東京生まれ。ニューヨーク市立大学卒。現在は日本在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)