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文学史の誕生 ギュスターヴ・ランソンと文学の第三共和政

叢書言語の政治 24

出版社名 水声社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-8010-0522-8
4-8010-0522-5
税込価格 7,700円
頁数・縦 524P 22cm

商品内容

要旨

個人的な領域からの文学読解を高らかに宣言した「作者の死」(バルト)の祝祭が終焉して久しい。新批評が反抗した実証主義的な「文学研究の歴史」(=文学史)はなぜその回帰をみせたのか?フランス第三共和政における文学制度史を反省的に構築/脱構築するとともに、「文学とはなにか」を見定める記念碑的著作。

目次

1 ギュスターヴ・ランソン―人と作品
2 それにしても、文学とは何か?(キャプタチオ
プルースト1―読書に反対する
フローベール1―幻想を捨てる翌日
フローベール2、テーヌ1―近代デモクラスリー
フローベール2、テーヌ2―アドヴァンテージ・プルースト)

著者紹介

コンパニョン,アントワーヌ (コンパニョン,アントワーヌ)   Compagnon,Antoine
1950年、ブリュッセルに生まれる。コレージュ・ド・フランス名誉教授。専攻、フランス文学
今井 勉 (イマイ ツトム)  
1962年、新潟県に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、東北大学大学院文学研究科教授。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)