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グローバル・タックス 国境を超える課税権力

岩波新書 新赤版 1858

出版社名 岩波書店
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-00-431858-3
4-00-431858-0
税込価格 902円
頁数・縦 204,4P 18cm

商品内容

要旨

所得税のフラット化、法人税率の引き下げ、タックス・ヘイブン利用による租税回避…。GAFAはじめ巨大多国籍企業が台頭する中、複雑化し、苛烈を極める「租税競争」。その巧妙な仕組みを解き明かし、対抗手段としてEUなどの国際社会で模索が進む、旧来の国民国家税制と異なる新しい「課税主権」の在り方を展望する。

目次

第1章 資本主義とともに変わりゆく税制
第2章 グローバル化と国民国家の相克
第3章 立ちはだかる多国籍企業の壁
第4章 デジタル課税の波
第5章 新たな国際課税ルールの模索
第6章 ネットワーク型課税権力の誕生
第7章 ポスト・コロナの時代のグローバル・タックス
終章 租税民主主義を問う

出版社・メーカーコメント

所得税のフラット化、法人税率の引き下げ、タックス・ヘイブン利用による租税回避・・・。GAFAはじめ巨大多国籍企業が台頭する中、複雑化し、苛烈を極める「租税競争」。その巧妙な仕組みを解き明かし、対抗していくためにEU各国などの国際社会で模索が進む、旧来の国民国家税制と異なる新しい「課税主権」の在り方を展望する。

著者紹介

諸富 徹 (モロトミ トオル)  
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専門は財政学・環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)