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愛と性と存在のはなし

NHK出版新書 640

出版社名 NHK出版
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-14-088640-3
4-14-088640-4
税込価格 935円
頁数・縦 247P 18cm

商品内容

要旨

性的多様性が叫ばれて久しいが、性をめぐる言説は今、あまりに人を分断させ、膠着させてはいないだろうか。そして私たちはそれ以前に、自らの“性”を本当に自覚しているのだろうか?「セクシュアル・マイノリティ」「LGBT」「性同一性障害」から「セクハラ」「草食男子」まで。既存の用語では決してすくいきれない人間存在の姿を、作家自身の生の探求を通して描き出す、魂の思索。

目次

序章 マジョリティという幻
第1章 敗戦と父の不在
第2章 女性優位の言語空間
第3章 草食男子とは何者か
第4章 愛の不在、性の不在
第5章 未だ言葉がない苦しみのための言葉
終章 女と男から生まれた、すべての存在に

出版社・メーカーコメント

「男/女」と単純に分類しがちな我々の性は、とても繊細で個別的だ。だが今性を語る言葉はあまりに人を対立させ、膠着させるものに満ちている。草食男子、#MeToo、セクハラ問題から戦後日本と父性の関係まで。常識を揺さぶり、未だ誰も語り得ていない言葉で豊かな地平を拓く、作家全霊の性愛論。

著者紹介

赤坂 真理 (アカサカ マリ)  
1964年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。アート誌『SALE2』の編集長を経て、95年「起爆者」で小説家に。小説に『ミューズ』(野間文芸新人賞受賞)など。2012年、アメリカで天皇の戦争責任を問われる少女を通して戦後を見つめた『東京プリズン』が大きな話題となり、戦後論の先駆に。同作で毎日出版文化賞など三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)