アーネスト・サトウと蔵書の行方 『増補浮世絵類考』の来歴をめぐって
出版社名 | 勉誠社 |
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出版年月 | 2020年11月 |
ISBNコード |
978-4-585-20078-9
(4-585-20078-9) |
税込価格 | 4,620円 |
頁数・縦 | 440,4P 20cm |
商品内容
要旨 |
幕末・明治期、英国の外交官・日本研究者として活躍し、日本の古書収集家として傑出した人物であったアーネスト・サトウ。そのサトウが収集したコレクションの中に浮世絵の研究、特に謎の浮世絵師「写楽」の考証にとって重要な資料である『増補浮世絵類考』が含まれていた。作者の斎藤月岑の死後、サトウの所蔵をへて、ケンブリッジ大学図書館にたどり着くまでの期間、この本はどのような変遷をたどったのか。写本として受け継がれた『浮世絵類考』の全般にかかわる問題にも言及しつつ、その謎を追う。 |
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目次 |
はしがき―本題の“まくら”として、まず剣客と写本の話 |