• 本

ドナウ川の類人猿 1160万年前の化石が語る人類の起源

出版社名 青土社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-7917-7330-5
4-7917-7330-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 286P 19cm

商品内容

要旨

わたしたちはいかにして人間になったのか。長い間支持されてきたアフリカ単一起源説。しかし近年その定説では説明できない化石がヨーロッパで多数発見されている。従来の二足歩行の進化のモデルを書き換えるサイエンススリラー!骨が伝える人類の起源の痕跡。

目次

第1部 「エル・グレコ」―チンパンジーと人類の分離
第2部 サルの惑星
第3部 人類発祥の地―アフリカか、ヨーロッパか
第4部 気候変動は進化の原動力
第5部 人間を人間にするもの
第6部 だれかが突破口を開いた

著者紹介

ベーメ,マデレーン (ベーメ,マデレーン)   B¨ohme,Madelaine
地球科学者、古生物学者。2009年末からテュービンゲン大学の地球古気候学の教授に就任、人間の進化および古環境センター(HEPT¨ubingen)の設立ディレクターを務める。最も著名な古気候学者および古環境研究者の一人であり、気候と環境の変化の観点から人間の進化を考察している
ブラウン,リュディガー (ブラウン,リュディガー)   Braun,R¨udiger
フリーランスの科学ジャーナリスト。大学で生物学と哲学を専攻したのち、情報誌『Stern』、『Geo』を中心に記事を執筆。週刊新聞『Die Woche』部長。科学情報誌『マックスプランク研究(MaxPlanckForschung)』編集長
ブライアー,フロリアン (ブライアー,フロリアン)   Breier,Florian
地理学、ドイツ学、政治学を専攻。1999年から科学関連の記事や著書を執筆するほか、映画プロデューサーとしてドイツ公共放送ZDFの科学番組「Terra X」、独仏共同放送局(arte)、西ドイツ放送(WDR)、南西ドイツ放送(SWR)等のためにドキュメンタリー映画を制作している
シドラ 房子 (シドラ フサコ)  
新潟県生まれ。武蔵野音楽大学卒業。ドイツ文学翻訳家、音楽家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)