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ライセンス契約法 取引実務と法的理論の橋渡し

出版社名 有斐閣
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-641-24329-3
4-641-24329-8
税込価格 4,290円
頁数・縦 357P 22cm

商品内容

要旨

知財法務分野の最前線で活躍中の弁護士が実務に裏打ちされたライセンス契約の全体像を描く。令和2(2020)年著作権法改正も織り込んだ、ライセンス取引実務の必携書。

目次

1 基礎理論編(ライセンス契約をめぐる法律関係
知的財産法に基づくライセンシーの権利とその保護―その脆弱性と対抗力
ライセンス契約の成立、ライセンシーの権利の効力発生
知的財産の利用権原を確保するための法的構成―知的財産権の譲渡契約とライセンス契約
ライセンス契約のさまざまな方式など)
2 近時注目を集める応用問題編(ライセンシーの権利と対抗問題―残されている問題
近時のライセンサー倒産問題
ライセンス契約に関する錯誤
ライセンス契約の相手方の権原の瑕疵など
技術の標準化が進む時代におけるライセンス契約―FRAND宣言の問題
FRAND条件とライセンス交渉など
FRAND条件によるロイヤルティ相当額の算定
近時のデータの財産法的な保護とデータ利用に関連する契約について)

出版社・メーカーコメント

知財法務の最前線で活躍中の弁護士が,ライセンス取引をめぐる体系的な法律論を展開する。第1部では基礎的な法理論と実務を結節し,第2部ではこれを踏まえて近年関心の高いテーマを論じる。令和2年著作権法改正も織り込んだライセンス契約実務の必携書。

著者紹介

松田 俊治 (マツダ シュンジ)  
1996年東京大学法学部卒業。1998年長島・大野法律事務所(現長島・大野・常松法律事務所)入所。2002年New York University School of Law卒業(LL.M.)。2002年Paul,Weiss,Rifkind,Wharton&Garrison LLP(New York)勤務(2003年まで)。2006年長島・大野・常松法律事務所パートナー。2007年上智大学法学研究科法曹養成専攻非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)