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短い言葉が心に刺さる文豪のぼやき

出版社名 秀和システム
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-7980-6309-6
4-7980-6309-6
税込価格 1,430円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

しっかり印象に残る短言38。「言葉の力」を信じる作家たちの名文を読み解く一冊。

目次

第1章 ネガティブだけど心に響くようなぼやき(生まれて、すみません(太宰治)
ハナニアラシノタトエモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ(井伏鱒二) ほか)
第2章 恋愛におけるつらさを芸術的にぼやく(しかし君、恋は罪悪ですよ。(夏目漱石)
今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせて見せる(尾崎紅葉) ほか)
第3章 社会のひずみについてのぼやき(とかくに人の世は住みにくい。(夏目漱石)
呑気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする(夏目漱石) ほか)
第4章 悲しみと悟りを同時に得たときのぼやき(わが行く道に茨多しされど生命の道は一つこの外に道なしこの道を行く(武者小路実篤)
人生は地獄よりも地獄的である。(芥川龍之介) ほか)
第5章 短い言葉で悟りの境地を語る(我職業は天与の任務なり、之を愛重せざるは天与を辱むるものなり。(清沢満之)
道徳と冷静とは、人類を下等動物より区別する所の主なる性質也。然れども吾人に最大の幸福を与え得るものは是の両者に非ずして実は本能なることを知らざるべからず。(高山樗牛) ほか)

著者紹介

山口 謠司 (ヤマグチ ヨウジ)  
1963年、長崎県生まれ。大東文化大学教授。博士(中国学)。大東文化大学大学院、フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。専門は文献学。『日本語を作った男 上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)で第29回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)