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『細雪』とその時代

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-12-005350-4
4-12-005350-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 302P 20cm

商品内容

要旨

その美しさ、たおやかさ。谷崎によってしかあの時代の「女の世界」は描けなかった。芦屋、神戸、船場…昭和十年代の風景が甦る。失われてゆくものへの郷愁。

目次

女が育てた阪神間文化
船場という共同体
モダン都市大阪の活気のなかで
阪神間の文化と神戸
モダン都市神戸と谷崎の夢
神戸で映画を楽しむ蒔岡姉妹
モダンガール四女、妙子
妙子の挫折と受難
「芸術写真」を志した板倉
外国人との交流と別れ
東京での鶴子一家の暮らし
芦屋と東京を行き来する雪子
縁結びの美容師、井谷
阪神大水害
愛敬者、お春どんの明るさ
美しき桜と螢と雪子
迫り来る戦争の影
病気小説としての『細雪』
戦争への道

出版社・メーカーコメント

戦争に向かう時代にあの美しい世界がなぜ生まれたのか。芦屋、神戸、船場……蒔岡四姉妹が生きた風景が練達の筆に甦る

著者紹介

川本 三郎 (カワモト サブロウ)  
1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業。朝日新聞社入社後、『朝日ジャーナル』記者を経て退社。91年に『大正幻影』(新潮社)でサントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。その後の著作に96年『荷風と東京』(都市出版、読売文学賞受賞)、2003年『林芙美子の昭和』(新書館、毎日出版文化賞、桑原武夫賞受賞)、12年『白秋望景』(新書館、伊藤整文学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)