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オブジェの店 瀧口修造とイノセンス

出版社名 青土社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-7917-7323-7
4-7917-7323-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 328P 19cm

商品内容

要旨

無用、無益、無意味、無価値の魅力。オブジェとは、モノ、目の前にある物体をいう。予期せぬ出会いの如く唐突に出現し、人をさんざん当惑するオブジェ―。謎・不可思議・驚異・不可解の渦に巻き込むオブジェの出現を、美術・文学・絵本などに探求する。本邦初の本格的オブジェ論。

目次

序 オブジェの店―瀧口修造とイノセンス
1 オブジェの店(オブジェ卵―井上洋介
タルホの鞄 ほか)
2 オブジェの店 手/紙/コラージュ(コーネルの手紙
ムナーリの「読めない本」と「読める本」 ほか)
3 旅とオブジェ(砂丘のサーカス―新潟島・加藤啓展
縄文の音―沢田としき没後十年に ほか)
4 天使・怪物・子ども(『ぼくからみると』高木仁三郎/片山健
『がいこつさん』五味太郎 ほか)
エピローグ

著者紹介

寺村 摩耶子 (テラムラ マヤコ)  
1965年大阪生まれ。明治学院大学文学部フランス文学科でシュルレアリスムをまなぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)