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リドリー・スコット

映画の巨人たち

出版社名 辰巳出版
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-7778-2672-8
4-7778-2672-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 191P 21cm

商品内容

要旨

SFから歴史劇まで、幅広い題材を描きながら、人間の悪意や文明論など明確なテーマ性と独自の映像美で、いまなお第一線で活躍し続けるリドリー・スコット―その魅力と本質をさまざまな角度から読み解く!

目次

人生は儚き夢のごとく―リドリー・スコット小論
対決あるいは決闘の本質論―『デュエリスト/決闘者』をめぐって
リドリー・スコット作品における宇宙と人類
アンドロイドの哀しみ―『ブレードランナー』をめぐって
イッツ・オカルト・タイム―リドリー・スコットの過去・現在・未来
現実と虚構をつなぐ映画都市―リドリー・スコットがつくりだす「世界」
風景と身体―リドリー・スコット映画の俳優たち
車は走り続ける―『テルマ&ルイーズ』が開いた道
『白鯨モービィ・ディック』にコト寄せて―絵画の人リドリー・スコット
誇り高き者の確執、愛憎
高潔と反逆の狭間で―スコットが描く歴史スペクタクルの本質
混沌においてスターの顔は、もはや個を区別するためのタグでしかなく。―『ブラックホーク・ダウン』をめぐって
二〇二〇年に『ブラックホーク・ダウン』を観る
リドリー・スコットの私映画―『マッチスティック・メン』の面白さを検証する
在ることをめぐる絶望―『悪の法則』に見るリドリー・スコットの眼の底力
リドリー映画はやはりSF的興奮に溢れている―『エイリアン』から『オデッセイ』へ
リドリー・スコットの生い立ちと原体験
リドリー・スコットは語る
リドリー・スコット映画のスタッフワーク
リドリー・スコットを語る
インタビュー 押井守 サーにしか描けないものがある

出版社・メーカーコメント

《映画の巨人たち》第2弾は、『エイリアン』『ブレードランナー』…多種多彩な題材を扱いながら、つねに独自の映像美学で映画ファンを魅了してきたリドリー・スコット。『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラックレイン』『テルマ&ルイーズ』『グラディエーター』…など映画史に残る傑作を数多く生み出し、80歳を超えた今も現役の映画監督として活躍する巨匠リドリー・スコットの作品世界を縦横に語り尽くす一冊。様々な分野の書き手たちによる論考・考察・コラム・対談などを通じて、リドリー・スコット映画に新たな光を当てていきます。【主な内容】●巻頭グラビア●フィルモグラフィー●リドリー・スコットは語る●論考・リドリー・スコットが描く過去・現在・未来・リドリー・スコット作品における女性たち・『エイリアン』『プロメテウス』『オデッセイ』―― リドリー・スコットが描く宇宙人と人類・『ブレードランナー』に見るリドリー・スコットの人間観・青春の相克劇としてのリドリー・スコット作品・『テルマ&ルイーズ』とアメリカの90年代・リドリー・スコットのメディア論・『悪の法則』『ゲティ家の身代金』―― リドリー・スコット作品の「悪」について・建築で読み解くリドリー・スコット作品●対談●コラム・リドリー・スコットの生い立ちと原体験・リドリー・スコットはどう評価されてきたか※内容が変更になる場合がございます。