中国禅宗史書の研究
出版社名 | 臨川書店 |
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出版年月 | 2020年12月 |
ISBNコード |
978-4-653-04169-6
(4-653-04169-5) |
税込価格 | 8,800円 |
頁数・縦 | 457,19P 22cm |
商品内容
要旨 |
語録や公案集にない燈史の資料価値とは―現存最古の禅宗燈史である『楞伽師資記』から北宋初において唐五代の禅宗を総括した『景徳伝燈録』に至る唐宋期の燈史六種について、その個性を浮き彫りにし、祖統説の発展史からこぼれ落ちた思考の断片を救済する。敦煌文書や高麗古版本の読解を通して描き出されるのは、禅宗教団の根幹となる伝法・祖統の問題から、より通仏教的な実践や信仰へと広がる多彩な禅仏教の姿である。 |
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目次 |
第1部 唐より北宋初に至る燈史の研究(『楞伽師資記』考―『楞伽経』と『文殊説般若経』の受容を手掛りに |