• 本

公共政策学の基礎

第3版

有斐閣ブックス

出版社名 有斐閣
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-641-18449-7
4-641-18449-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 295P 22cm
シリーズ名 公共政策学の基礎

商品内容

要旨

公共政策「学」の全体像を提示することをめざした入門テキストの第3版。公共政策のプロセスに関する知識(ofの知識)を中心に、政策決定に投入される知識や政策そのものに関する知識(inの知識)も加えて、丁寧に説明。近年、発表された学術的成果や新しい具体例を盛り込み、全体をアップデート。

目次

第1部 公共政策へのアプローチ(公共政策学とは何か?―2つの知識、3つの時代、3つのアプローチ
公共政策とは何か?―社会の問題を解決するための方針と手段)
第2部 公共政策のデザイン(アジェンダ設定―どの政策課題を検討するか?
政策問題の構造化―対応すべき問題をどのようにとらえるのか?
公共政策の手段―どのようにして目的を実現するのか?
規範的判断―めざすべき価値とは何か?)
第3部 公共政策の決定―1つのRと3つのI(政策決定と合理性―社会において合理的な意思決定は可能か?
政策決定と利益―人々の利益はどのように調整されて政策になるのか?
政策決定と制度―行動のルールと構造は政策にどのような影響を及ぼすのか?
政策決定とアイディア―理念と知識は政策にどのように影響を及ぼすか?)
第4部 公共政策のガバナンス(公共政策の実施―政策が効果を発揮するには、誰がどのようにかかわるのか?
公共政策の評価―政策の効果はどうやって測るのか?
公共政策管理のシステム―政策を提供するしくみや制度はどのようなものか?)

出版社・メーカーコメント

近年、ますますその重要性が認識されてきている公共政策学。そのエッセンスを、この1冊で学べると好評を得てきたテキストの最新版。新しい研究成果や具体例を盛り込み、アップデートを図っている。公共政策を学ぶ学生、公務員志望の人に最適。

著者紹介

秋吉 貴雄 (アキヨシ タカオ)  
1971年生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学、一橋大学博士(商学)。現在、中央大学法学部教授(公共政策学、政策過程論)
伊藤 修一郎 (イトウ シュウイチロウ)  
1960年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士後期課程修了、博士(政策・メディア)、MPA(ハーバード大学ケネディ政策研究院)。現在、学習院大学法学部教授(地方自治、公共政策、政策過程論)
北山 俊哉 (キタヤマ トシヤ)  
1958年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程中退、京都大学博士(法学)、S.M.(マサチューセッツ工科大学政治学大学院)。現在、関西学院大学法学部教授(行政学、地方自治論、公共政策学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)