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スラヴャンスキイ・バザアル ロシアの文学・演劇・歴史

出版社名 水声社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-8010-0527-3
4-8010-0527-6
税込価格 6,600円
頁数・縦 348P 22cm

商品内容

要旨

ロシア研究の小さな“バザアル”。同期のロシア/スラヴ研究者十名が一堂に会し、バフチン、チェーホフ、ロトマン、スタニスラフスキーから、日露交流史、ロシア革命、古儀式派、チェコ軍団、現代ロシア演劇まで、多様なテーマを縦横無尽に論じる。それぞれの研究人生の軌跡を振り返る特別エッセイを巻末に収録。

目次

1 文学(イワーノフ‐プンピャンスキイ‐バフチン―ポリフォニイ小説論の成立
“記号”から“声”へ―私の研究史における三つの「ポリフォニー」
チェーホフ雑記 ほか)
2 演劇(ロシア演技術における心身一体論、そして弓道
ロシア演劇の現在―転換期の二〇一〇年代)
3 歴史(アレクサンドル・ゲルツェンにおける革命観のゆらぎ
岩倉使節団とプリンツ・オリデンブルクスキー―『米欧回覧実記』に書かれなかったロシア皇族
モスクワ東部オレホヴォ・ズーエヴォにおける古儀式派教徒の労働運動 ほか)
ロシアに魅せられたベビー・ブーマーたち

著者紹介

井桁 貞義 (イゲタ サダヨシ)  
1948年、神奈川県生まれ。早稲田大学名誉教授。専攻、ロシア文学、比較文学、異文化コミュニケーション論
伊東 一郎 (イトウ イチロウ)  
1949年、北海道生まれ。早稲田大学名誉教授。専攻、ロシア文学、ロシア音楽文化史、スラヴ比較民族学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)