グローバル関係学 3
多元化する地域統合
- 石戸光/編集 鈴木絢女/編集
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2021年1月 |
ISBNコード |
978-4-00-027056-4
(4-00-027056-7) |
税込価格 | 2,860円 |
頁数・縦 | 281P 20cm |
シリーズ名 | グローバル関係学 |
商品内容
要旨 |
自国中心主義や反EUポピュリズムの台頭、ブレグジット、南シナ海紛争、いわゆるロヒンギャ問題など、地域統合の「つまずき」ともいえる現象が起きている。第3巻では、国家主体間の対立と協調に焦点をあてる既存研究に対し、「マクロ的主体(国家を超えた政治経済的な地域統合の機運や枠組み)」・「メソ的主体(国家)」・「ミクロ的主体(産業団体や民族集団、企業、政治家など)」といった階層の異なる主体間の相互作用が、地域のダイナミクスを決めるという視点から、地域統合の深化と停滞を論じる。 |
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目次 |
地域統合におけるマクロ的主体・メソ的主体・ミクロ的主体 |
出版社・メーカーコメント
EUやASEANなどの地域共同体による地域統合を促進、あるいは停滞させる要因は一体何なのか? 主権国家の意思あるいは市場主導のネットワークに焦点をあてる既存研究に対して、異なる階層の主体が関係を紡ぎながら相互作用し、政治経済的地域統合のダイナミクスを決めるという視点を重視した、地域統合の分析や可能性を論ずる。