• 本

七十人訳ギリシア語聖書マカベア書

出版社名 青土社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-7917-7338-1
4-7917-7338-1
税込価格 6,380円
頁数・縦 433,17P 22cm

商品内容

要旨

アレクサンドロス大王の遠征、マカベア戦争、エジプトにおける受難、そして殉教者たち―旧約外典・偽典文書とされながらも読まれ続けてきたマカベア四書は、ヘレニズム時代のユダヤ民族の多様な展開を記すとともに、後世の神学にも多大な影響を与えたまさに重要書である。第一人者が詳細な注と解説を付した渾身の翻訳。

目次

マカベア第一書(アレクサンドロスの支配と王国の分与
マッタティアスの上げた嘆きの声 ほか)
マカベア第二書(エジプト在住の同胞ユダヤ人宛ての書簡
諸記録の中に見出されるイェレミアスの事績 ほか)
マカベア第三書(ラフィアの戦い
大祭司シモーン、神に祈り嘆願する ほか)
マカベア第四書(前置き―命題について
律法と理性 ほか)

著者紹介

秦 剛平 (ハタ ゴウヘイ)  
多摩美術大学名誉教授。国際基督教大学、京都大学大学院、ドロプシー大学大学院(フルブライト、Ph.D)を卒業。ペンシルヴァニア大学大学院上級研究員、オックスフォード大学客員教授(1999‐2000年)、同大学客員研究員(2001年以降)、現在ケンブリッジ大学(クレア・ホール)フェロー終身会員、(ウォルフソン・コレッジ)フェロー終身会員、イェール大学大学院客員研究員。『七十人訳ギリシア語聖書』のモーセ五書、およびイザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書、十二小預言書、ダニエル書といった預言書、さらには歴史書であるヨシュア記、士師記、サムエル記、列王記、歴代誌の本邦初訳も行なっている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)