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生物多様性を問いなおす 世界・自然・未来との共生とSDGs

ちくま新書 1542

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-480-07365-5
4-480-07365-5
税込価格 968円
頁数・縦 286P 18cm

商品内容

要旨

生物多様性を、「生物資源」と、人類の「生存基盤」という二つの価値と、さらにその両方を統合したアプローチである「地球公共財」と位置づけて考察。大航海時代以降の植民地・帝国主義時代からグローバル企業などによる現代のバイオテクノロジーの時代までの生物資源をめぐる先進国・途上国という構図、自然保護を目的とした国立公園で生じる軋轢や地域社会との関係。人類と自然との相利共生関係。そして近年世界的な標語となったSDGsを見据え、将来世代に引き継ぐべき「三つの共生」を提起する。

目次

第1章 現代に連なる略奪・独占と抵抗(植民地と生物資源
熱帯林を蝕む現代生活
先進国・グローバル企業と途上国の対立)
第2章 地域社会における軋轢と協調(先住民の追放と復権
地域社会と観光
植民地の残影から脱却するために)
第3章 便益と倫理を問いなおす(生きものとの生活と信仰
生物絶滅と人間)
第4章 未来との共生は可能か(過去から次世代への継承
持続可能な開発援助とSDGs)
終章 ボーダーを超えた三つの共生

著者紹介

高橋 進 (タカハシ ススム)  
1949年東京生まれ。東京大学農学部卒業後、環境庁に入庁し、国立公園管理、生物多様性政策などに従事。生物多様性条約第1回締約国会議などにも政府代表として参加、JICAインドネシア生物多様性保全プロジェクト初代リーダー。国立環境研究所環境情報センター長、米国東西センター客員研究員、共栄大学教授を経て、現在、東京都立大学都市環境科学研究科客員研究員。専門分野は、国際環境政策論、保護地域政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)