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町にきたヘラジカ

出版社名 徳間書店
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-19-865236-4
4-19-865236-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 114P 22cm

商品内容

要旨

ある冬の日のこと。なかよしの男の子、イバールとワイノは、スキーをはいて一日でかけたあと、町に帰ってきました。すると、イバールのとうさんのうまやから、「ボーン!」と、みょうな鳴き声がします。おそるおそる、うまやをのぞいてみると、それは、おなかをすかして町にやってきた、ヘラジカでした。このヘラジカを、どうしたらいいんだろう?イバールのとうさんたちは、頭をかかえますが…?アメリカ北部の小さな町を舞台に、ヘラジカとなかよくなった子どもたちと、心やさしい大人たちがくり広げる、ほのぼのと心あたたまる物語。ニューベリー賞最終候補作、ルイス・キャロル・シェルフ賞受賞作、「20世紀の子どもの本100冊」選定図書。小学校低・中学年から。

出版社・メーカーコメント

おなかをすかせたヘラジカが、父さんの馬屋にやってきて…? 復刊の希望が高かった、ほのぼのとした物語。カラーの挿絵入り。

著者紹介

ストング,フィル (ストング,フィル)   Stong,Phil
1899年アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。1919年、大学卒業後、この物語の舞台となったミネソタ州の小さな町に移り、体育の先生になった。その後、記者・編集者・作家として活躍。1957年没
ヴィーゼ,クルト (ヴィーゼ,クルト)   Wiese,Kurt
1887年、ドイツ生まれ。幼いころから絵かきになりたかったが、貿易の仕事につき、1909年から6年間中国で暮らす。第一次世界大戦中に捕虜となり、5年間戦争捕虜として過ごすあいだに、真剣に絵を描きはじめる。第一次大戦後、ブラジルで教科書や子どもの本にさし絵をかく仕事を始め、その後アメリカ合衆国に移り、市民権を得た。1974年没
瀬田 貞二 (セタ テイジ)  
1916年東京生まれ。東京大学国文科卒業。「児童百科事典」(平凡社)の企画編集に携わり、絵本・児童文学の評論、翻訳、創作で活躍した。1979年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)